160 年前の軍装でプチャーチン提督先頭にパレード開催 - 一橋大学名誉教授 中村喜和

2017/7/22 静岡県沼津市戸田(へだ)の戸田港まつりが開かれた。

伊豆半島西岸のこの村では1855年、最初の日ロ通好条約の結ばれたその年に、500人に及ぶロシア人将校と水兵たちが滞在した。乗艦ディアナ号を、地震と津波のために一挙に失ったためである。ロシアの士官たちは辛うじて残された設計図をもとに、新しい帆船の設計図をひき、日本側代表である川路聖謨を代表とする幕府高官の肝いりで江戸からさまざまの資材提供を受け、さらに土地の船大工や職人たちを動員して、スクーナー型の二檣帆船を戸田湾の浜で建造した。

この日の主要な行事として、戸田港の桟橋に近い広場から上記の宝泉寺まで(いつのころからかそれがプチャーチン・ロードと呼ばれるようになっていた)プチャーチン提督を先頭にパレードを行ない、宝泉寺の本堂で、住職が村滞在中に死亡した水兵のための読経を行なうのである。この行列では消防団員が先導してラッパ手が勇壮な演奏を行なう。

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今も続く ロシア人との友好 ディアナ号沈没から160年(youtube)
Парад Путятина в японской деревне Хэда - история одного кораблекрушения / 戸田村のプチャーチン パレード(youtube)

資料提供 日本ウラジオストク協会会員 岩佐毅様

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160 年前の軍装でプチャーチン提督先頭にパレード開催 - 一橋大学名誉教授 中村喜和
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